ヤナギサワ テナー 1100

日本の管楽器製造は、初代の柳澤徳太郎氏が明治27年に軍楽隊の輸入管楽器を修理し始めたのが起こりです。戦時中、その修理工房が楽器工場へと変化し、日本における管楽器生産が始まりました。昭和26年に先代の柳澤孝信氏がサックスを試作しだし、そこからヤナギサワはサックス一筋で、今や世界三大メーカーと言われるまでに成長したのです。

 

この1100は、まさしくジャパンヴィンテージサックス！！と言える逸品だと思います。昭和29年にテナーサックス第１号が誕生するのですが、当時はアメリカのマーチンサックスをコピー製作していたのです。国内ではアメリカンスタイルのサックスはとても珍しく、力強い太めのサウンドを好むプレイヤーから人気があったようです。このパワー溢れる音色を自由自在に扱える演奏技術が欲しいぃ～(涙)

 

 

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