ヤナギサワ テナー T-5
日本が誇る「世界を代表するサックスメーカー」のヤナギサワは、1954年に初のテナーサックス T-3を発売した後しばらくアルトサックスのみの開発に特化していました。T-3発売から11年たった1966年、満を持して発表された量産モデルがこのT-5です。量産モデルといっても、職人が一本一本丁寧に製作したプロ仕様のテナーサックスで、多くのプロ奏者にも愛用されました。
製作期間によって、材質や機構に若干の違いがありますが、この独特な野太いサウンドを是非とも味わって欲しいですね。ビンテージサックスというと海外に目を向けられる方が多いですが、「ジャパン・ビンテージ」も捨てたものではありませんよ。1960年代に日本ではこんな楽器が作られていたのかと、昭和の職人魂に思いを馳せること間違いないです。
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