カイルベルト アルト EX

日本ではメジャーとは言い難いユリウス・カイルベルトですが、サックス奏者たちは一様に「魅力は音の表現力」と語ります。レスポンスの良さに加え、音の立ち上がりが優れています。どのようなジャンル、演奏シーンにおいても音色の使い分けが自由自在です（あ、もちろんこれは演奏能力にも依りますよ～）

 

 

 

1950年に発売されたセルマー マークⅥはその後のありとあらゆるサックスに影響を及ぼしています。良いところを取り入れそこを更に改良していたり、色々なメーカーの楽器にその影を見ますが、カイルベルトはそれがあまり感じられないのですよね。

 

独特なビッグベルやカーブの大きいU字管。マイペースを貫いているという方もいますが、私は「君はマイ・ウェイ！だね」と、カイルベルトを撫でながら話しかけています。怪しい人ではありません。サックス愛です。

 

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